溶接作業者の安全を守るため
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3M フィットテストキット FT-10 |
興研 フィットテストキット FT-2型 |
日本産業規格 (JIS) T8150:2021 の付属書 JD.5.1 に規定される「エアロゾル定性的フィットテスト」のキット製品です。
甘味成分のあるサッカリンエアロゾルによって甘みを感じるかどうかで、マスクの密着性の良否を判定します。
※フィットテストの実施者は、十分な知識及び経験を有していれば、事業者自身が行っても、外部の委託業者が行ってもどちらでも良いとされていますが、事業者自身で行う場合は、厚生労働省が出している教育実施要領に基づくカリキュラムを修了していることが望ましいです。
溶接ヒューム濃度の測定が必要です
測定の結果がマンガンとして0.05mg/m3以上等の場合
⇒換気装置の風量増加など必要な措置を取り、再度溶接ヒュームの濃度測定を実施します。
有効なマスクの選び方
これまで金属アーク溶接等作業では、粒子捕集効率95.0%以上の防じんマスクが広く使用されてきました。
2022年4月1日以降、溶接ヒュームによる健康障害を防ぐために作業者は、空気中の溶接ヒュームの濃度の測定結果に応じて、有効な呼吸用保護具を使用しなければなりません。
測定した溶接ヒューム中のマンガン濃度から「要求防護係数」を算出して、これを上回る「指定防護係数」を有するマスクを選びます。
例
※要求防護係数:その作業環境で要求される防護係数(= 必要とされる防護性能)
※指定防護係数:呼吸用保護具ごとに与えられている数値(= 期待される防護性能)
安全モールでは特化則に対応したマスクを取り扱っています
3M 8805 DS2
使い捨て式防じんマスク
興研 ハイラック350型 N95/DS2
使い捨て式防じんマスク
3M 6000/2091-RL3
取り替え式防じんマスク
興研 1005R型 RL2
取り替え式防じんマスク
3M 6000F/2091-RL3
取替え式防塵マスク
興研 1781DWC型 RL2
取り替え式防じんマスク
興研 BL-1005型 PL1 A級
電動ファン付呼吸用保護具
興研 BL-7005型 PL2 A級
電動ファン付呼吸用保護具
興研 BL-321H型 PL3 S級
電動ファン付呼吸用保護具
興研 BL-711H型 PL3 S級
電動ファン付呼吸用保護具