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微小粒子状物質(PM2.5)とは
- 大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子のことで
従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質(SPM:10μm以下の粒子)
よりも小さな粒子です。
- PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく
呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
- 参考:粒子の大きさ (1μm=1000分の1ミリ)
- 花粉:20〜30μm以上 (サージカルマスクの生地で捕集可能)
- PM2.5:2.5μm以下 (N95やDS2マスクで捕集可能)
- インフルエンザウィルス:約0.1μm (N95やDS2マスクで捕集可能)
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PMの大きさ(人髪や海岸細砂)との比較
(概念図)(出典:USEPA資料) |
人の呼吸器と粒子の沈着領域(概念図)
(出典:国立環境研究所資料) |
PM2.5対応マスクの選択基準、DS2・N95とは
- ANZEN MALL【安全モール】ではPM2.5対応マスクとしまして、
DS2もしくはN95と記載のある使い捨て防塵マスクをおすすめさせて頂いております。
- DS2とは・・・日本の厚生労働省が定めた規格
0.06〜0.10μmの微粒子を95%以上除去できる性能
- N95とは・・・米国労働安全衛生研究所(NIOSH)が定めた規格
0.1〜0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能
- DS2とN95の性能はほぼ同等です。PM2.5の粒子サイズである
2.5μm以下の粒子サイズで試験を行っており、95%以上捕集できることを意味します。
(PM1.0も騒がれていますが、試験粒子は1.0μm以下でもありますのでこちらも捕集します。)
市販のマスクはもちろんのこと、サージカルマスクでBFE(細菌濾過効率)95%以上では
PM2.5を捕集できなかったり、PFE(微粒子濾過効率)95%以上で
PM2.5対応といわれているものは、生地は通さなくとも
鼻の周りや口の横に隙間ができ、そこから吸入されてしまいますため、当店では
積極的におすすめしておりません。
よくあるご質問
- 子供向けのN95,DS2マスクはありますか?
・・・本来は現場作業用の製品となりますので
子供向け防塵マスクというものは基本的に存在しません。
また、DS2・N95マスクは高密度の生地でできており、口や鼻周りを密閉することにより
微粒子の吸入を防いでいます。
従いまして、まだ呼吸の力の弱いお子様や、ぜんそくの方は、呼吸困難の恐れがございます。
サイズが小さくともマスクメーカー各社とも、装着をおすすめ致しておりません。
もし装着される場合は、ご自身の判断で、排気弁付きのものや
それに準じたものをおすすめ致します。
※排気弁とは・・・下記の画像のようにマスクの真ん中に息をはくときのみ開く弁の付いた物を言います。
- 耳にかけるタイプは無いの?
・・・防塵マスクで耳にかけるタイプというものは当店では取り扱いがございません。
また、存在しないと考えてもよいと思います。
顔に隙間なく装着するためには頭の後ろを通してきつめに抑える必要がございます。
- サイズが合いません。返品できますか?
・・・申し訳ございません。マスクに限らず、原則返品不可とさせて頂いております。
特に、マスクは衛生商品ですので、未開封であっても返品はお断りしております。
ご注文の際はご注意ください。
記載の内容は予告なく変更する場合や、最新の状況に更新されていない場合がございます。
製造国等は、出荷時期により変更する場合がございます。
機能的に問題がない場合の返品はお受けできません。
上記情報はあくまで参考とし、最終的なご判断はご自身でお願いたします。
ANZEN MALL【安全モール】
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