騒音障害は音もなく忍び寄る?安全衛生の観点で安易に扱われがちなのが実は「騒音」です。1日中騒音の中で活動しても目に見える部分が腫れたり、耳から出血するということはりません。そして一時的に耳が聞こえづらいと感じても、多くの場合16時間ほど休息すれば多くの場合改善します。しかしこれが毎日続くと耳の機能が損なわれる可能性が徐々に高まります。気づかない間に進行するのが騒音性難聴です。 NRR、dBとは? 防音保護具の選び方1992(平成4)年、厚生労働省は「騒音障害防止のためのガイドライン」を策定し、騒音作業を行う職場では定期的に騒音の測定を実施し測定の結果が85dB以上になる場合は、事業者は作業環境の改善努力し、作業者へ必要に応じ防音保護具を使用させることが定められました。 防音保護具にはJIS規格(JIS T8161)があり、耳栓と耳覆い(イアーマフ)に区分されています。防音保護具はJIS規格に適合したものを使用し、職場ごとの騒音に対して必要量以上の遮音値を持つ防音保護具を選択する必要があります。 防音保護具はNRR(dB)の値を参考に選びましょう。NRR20dBとは20dB遮音するということです。 騒音環境の測定結果が100dBの現場で20dBの防音保護具を使用した場合、100dB-20dB=80dB で、80dBの騒音環境ということになります。 耳栓だけでは十分な遮音性能が得られない場合、イヤーマフとの併用で効果を上げられます(ただし、双方の性能値の和よりは低くなります)。 当店で扱っている耳栓はこちらから 耳栓の「正しい」装着方法防音保護具は正しく使用したときにはじめて十分な効果を発揮します。フィットが不完全だと著しく性能が低下します。 耳栓にも装着方法があるとご存じでしたか? ただ耳穴に入れて置くだけだと十分な効果は見込めません。 耳栓(フォームタイプ)の装着方法
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