WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)は湿球黒球温度のことで、暑さ指数とも言われています。熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案されました。気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、気温とは異なります。人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標です。WBGTが28を超えると熱中症患者が著しく増加します。